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報酬制度(給与制度)とは
1. 報酬制度(給与制度)概要
評価制度では評価基準を明確に設定しましたが、報酬制度は、評価制度で決定した評価結果を報酬に適切に反映させる仕組みです。
公務員の号俸制のように給与テーブルを細かく設定し公開するケースもありますが、等級ごとに上限値・下限値を定め、評価によって変動させるといったレンジのみを設けるケースもあります。
賃金テーブルイメージ
レンジイメージ
特に上場を見据えるスタートアップ・ベンチャー企業の場合、管理監督者の要件として適正な報酬額、というところがあります。管理監督者ではない下のランクの方が時間外割増手当の付与によって逆転現象が起きないよう設計する必要があります。
2. 評価制度との関連性
評価がどうなったら給与がどうなるのか…といった関係性を明確にする必要があります。
下表はその一例ですが、例えば2等級の人がA⁺の評価の場合、7500円昇給ということになります。このピッチの設定等は各社でかなりの差が出るものの、なるべくピッチは細かく刻むほうが実務上人件費等も調整がしやすく運用しやすい印象です。
評価と報酬の関係性
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